【gamers散歩部】「スタカレー(カレーではない)」などを探す旅 in 上尾
gamersメンバーの中で選りすぐりの徘徊癖持ちメンバーが集った部──「散歩部」。
メンバーはP , ヤマ・チャン, kay0iの三名です。
今回は埼玉県上尾市のヒト族が愛してやまないという名物料理「スタカレー」を探す旅。徘徊していきましょう。
上尾についての事前情報は三人とも持ち合わせておらず、水上公園凄いよねくらいの認識。gamers主要都市の大宮からさほど遠くはありませんが、わざわざ行く用事も今までありませんでした。
高崎線の特別快速で大宮からなんと一駅の距離にあるその街、上尾。
そこは我々(精神的)埼玉市民、というか散歩部にとって完全にアウェーの地であったのです。
昼前に到着し、駅から目的の店舗に向けて15分ほど歩いていると、目に飛び込んできたのは商店の看板と「エキチカ」の文字。この場合は駅地下ではないと思われるので、駅近くの意でしょう。
駅から徒歩15分をエキチカと称するこの町に戦慄する一行。
それでもめげずに歩を進めると、見えてきました。
スタカレーの総本山、「娘娘」です。
よかったです。
(当記事はグルメレポート的な成分を1mmも含まない単なる散歩レポートの為、気の利いたことは一切記載されません)
さて、偶然にもこの上尾回の前夜は「孤独のグルメ」が上尾の話でした。
昼食を終えた我々は、折角なので次なる昼食を求めて孤独のグルメで取り上げられた店舗に向かうことに。
上尾を練り歩く中で、我々はこの街について多くを知ることとなりました。
・いわゆるエキチカ圏外に出ると徒歩で移動しているヒト族がマジでいない
・異様に狭い歩道と異常に広い歩道に二極化されているフシがある
・コンビニと遭遇しない
・自転車に乗ったヒト族から「何でこいつら足で歩いているんだ?」みたいな目で見られる
完全にアウェーです。
そんな程よいアウェー感を楽しみながら、完全にコロッセウムのそれにしか見えない運動球技場などを通り過ぎて孤独のグルメスポットに、非孤独なメンズが突貫します。
いざ店舗に着くと、店の前には二人組の男性が並んでいるのみ。時刻は12:30頃のピークタイム。TV効果も想定していたものの、意外にすんなり入れそうな空気が出ちゃってました。
二人組メンズの後ろに我々が並ぶと、暫くしてメンズAが我々にこう言い放ちました。
「もう終わったっスよ」
マジっすか。
撤退する我々は(じゃあなんで並んでるんだよ……)と心の中で悔しがる他ありません。
TV効果ハンパじゃなかったようです。
明らかにディナータイムまで待つスタイルの彼らは無事に孤独にありつけたのでしょうか。
孤独にありつけなかった我々は甘いものを欲しました。
色々あって牧場まで歩くことに決まりました。
民家と森と公園しかない感が出てしまっているこの町ですが、キセキ食堂のように唐突にお店が現れることがあるので、歩いていて楽しいですね。
上尾の楽しみ方を見出し始めた我々の前に、20000000% 徒歩客が訪れなさそうな(周辺住民を除く)いい感じのお店が顔を出しました。
よかったですね。
ルートに効率性を求めずいい感じの道を歩いた我々が牧場にたどり着いたのは4時過ぎのことでしたが、その分さまざまなものと出逢いました。
いい感じに行列ができてる辺境のラーメン屋さん
アッピーくん
闇カジノかと疑いたくなるほどに完璧に秘密基地然としたカードショップ
P「牧場あれじゃね!?」
Y「墓地でしょ」
K「どう見ても墓地」
P「草wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
サイクリング勢に不審な目を向けられながら歩を進めた我々は榎本牧場にやってきました。
昼間は暖かかったこの日ですが、夕方時点で結構寒くなってきていました。
が、我々は目的を果たすために俺達の知らない北海道を買わずにはいられないわけで。
(Photo P)
よかったですね。
牧場に行ったクセにアイス以外何の写真も残ってないのが笑えますが、アイス以外何もしてないので当然でした。
というのも、既に滅茶苦茶寒くなって来てた上に風が強さを増し、雨が降ってきていました。1mmも徒歩の歩行者に配慮されていないこの辺境の地でそれはなんというかアレで、キツいです。
ここに来る途中にちょっと離れたバス停で時間を確認していたはずですが、ヤマ・チャン隊員がwebで調べ直すと時間が違う。どうやらぐるっとくん(上尾巡回バス)の策略にハメられ、反対側路線の時間を確認していた模様。
時間的にも寒さ的にも余裕を失った我々は、牧場ではしゃぐムーブが取れずに退却を余儀なくされました。よくなかったですね。
Y「ってかマジで寒いんだけど」
P「わっっかる。服装ちょっとナメてたわ」
K「抹茶も食べたかった」
P「草」
上尾よかったですね。
次回は埼玉二強都市の片割れ・浦和に参ります。(5月初旬)